カテゴリー: トリミング
トリミング予約システム変更
2019年の予定
今年の予定
今年の予定は
当店の20周年記念と新元号になりますので自分とお店の運営方法の棚卸をしながらこれからの事を考えてみました
新元号に向けて、今からの犬との関わりでしたいことは何だろう?
新しい年号に向けて考え出したときにまずは初心に帰って、なぜこの犬の業界に居るのだろう?から考えて見ました
この業界に入ったのは何でだろう?
根本は犬というか動物が好きで高校の進路指導の時に親友が大阪の料理学校に行くから2人で大阪の部屋をシェアしようぜ!でお前は動物が好きなんだったら動物の仕事でトリマーって有るし大阪に専門学校があるからねそこにいけば良いじゃん、今となっては有り難いですが、その当時の軽い気持ちで進路を決めた私なんですけどね。
その親友は大阪の料理学校に行くことなく地元の大手百貨店の正社員になったのでルームシェアは何処えの状態になって私も大阪じゃ無く地元のトリミング学校に行きましたけどね。
それからトリミング専門学校に行きだしてドンドン犬が綺麗になるのが楽しくて楽しくて、この業界に浸かって行きましたけどね。
今までの犬の業界での自分の行動は?
トリミング学校を卒業したのが1995年でそれからショップで勤めてて
お店を1999年4月にオープンしてから色々な事をしてきましたけどね
JKCのクラブ代表とかJKCの県連の役員とかして展覧会を開いたりもしました
さらには自分で犬を交配して子犬を販売とかしたこともあります。
その中で合うこと合わないことは?
色々してきたなかで合わないことは
展覧会関係の仕事は10年位役員してたので、もうしたくない位いやになってます。
じゃ、犬の繁殖はと言えば、
♂犬♀犬と子犬が商品にしか見えなくなりそうで、この子とこの子を掛け合わしたら何匹ぐらい生まれて最低でもこのぐらいの値段で売れるって考えだすようになりそうなので、こうなってしまえば生き物ではなく商品ですよね。
じゃ、トリミングは?
これだけは楽しいです。
だって自分の手で犬を触って好きなように短時間でカット出来るのですよ。
これこそ一般の飼い主には出来ないスキルだと今でも思ってます
だからこのトリミングだけはやめる気がないです。
大袈裟な言いかたしたら、犬を制御する神の左手と鋏とか道具を使いこなす神の右手ですからね。(笑)
この犬の業界はこれからどうなって行くだろう?
この犬の業界は2006年に動物愛護法が改正になってトリミングサロンとブリーダーと貸出しは登録制になり犬の値段が羽上がって行きました
これには訳があって動物愛護法が改正になるまでは一般の飼い主も繁殖したらショップが買い取れてました。
ただ動物愛護法改正後からは一般の飼い主からの買い取りは出来なくなりました。
もし一般の飼い主が年間1匹でも子犬を売れば業務とみなされ登録しなくては行けないようになります。
ただこの登録が問題であり、実務経験半年以上と言う規定が有るのでほとんどの飼い主が登録できないのです。
これにより犬の繁殖出来るのは登録ブリーダーのみとなり子犬の数が激減しました。
こうして犬の生態の値段は羽上がって行きました。
2000年初頭の時の犬の値段と今の犬の値段が2倍以上に跳ね上がってる事
皆さんもこれは実感できてると思います。
さらにこれから先も暫くは子犬の値段は上がると思います、そしてさらに犬の数は減っていくと思います。
参考資料 JKC年間登録数
2006年 533,941頭
2011年 366,065頭
2016年 300,470 頭
動物愛護法改正後に犬の年間登録233,471頭の大幅減少となってます、この状況からまだ数年は登録頭数は減るであろうと思います。
これから先の時代は10年後AIが仕事を奪って今ある仕事の半分はAIになるだろうと言われてますが、じゃこのトリミング業界はどうなるのかと言えばAIでは無理じゃないかな?暴れる犬・噛みつく犬・ごぞごぞ動く犬などなど動く動物相手ですから機械がカットするなんて無理だと思います。
極端な話、ターミネーターみたいなロボットが出てきたら分からないですけど、ここ10年でターミネーターが出来たときにはたぶん、好きなこのトリミングも奪われるのかな?
それまでは第一線でバリバリ活躍予定です
これから自分のしたいことは何?
これから先は暫くは動物愛護法の改正の影響で老犬の数が暫くは多いまま推移するでしょうね。その後は犬の数か激減し、子犬の価格はさらに高騰していくでしょうね。
なら今のままのトリミングで大丈夫かと言えばダメだと思います。
今でも負担を極力掛けないトリミングなのですが、さらに負担軽減をしたトリミングにに切り替えていくべきだと思います。
そのために何をするか?
自分のトリミング技術の見直し
トリミングツールの変更
ショップのフインキの改善
トリミング時間の見直し
飼い主の考えの変更
犬の地位向上
は最低限必要じゃないかな
じゃ自分のしたい本当のトリミングの姿は?
自分のしたい本当のトリミングとは、ワンちゃんが家族に大事にされて幸せになれるトリミング
お店を開業してから一貫してこの思いは有りますが日々の業務の中でこの思いが薄れてきているのも有ります。
私が理想とするトリミングとは常備ワンちゃんから体臭とか口臭などの嫌な匂いと汚れとかモツレがついてない状態を維持し、さらに可愛さを暫くキープしてわんちゃんがトリミングに来る時に嫌がらず尻尾を振って来てくれるトリミングです。
が出来れば、飼主様から、汚れたからダッコしたくないとか、口が臭いから顔を舐められたくないとか、体臭が服につくからダッコしたくないとかと言われる事は少なくなってワンちゃんとのスキンシップが間違いなく増え、間違いなくワンちゃんは喜んでくれるはずです。
ただ、現状は昭和時代からの名残で低単価で高回転のトリミングです。
現状のトリミング料金はお客様と現在のトリマーが甘えてきた結果、低単価・高回転率でなければ維持できないので、ワンちゃんへの負担とトリマーへの負担が物凄く大きいです。
利益を上げるために短時間で仕上げなくちゃいけないのでワンちゃんに我慢をして貰う所が少なからず出てきます。
こうなればトリミングが嫌いになるワンちゃんも出てきます。
現状、当店はこの状態から少しは脱出できていますが、
さらに、この状態を脱出してワンちゃんが全くトリミングを嫌がらないように少し時間を掛けて(朝から夕方までお預かりしながら)負担を取り除きながらトリミングをするように切り替え、
トリミング後は店内を自由に動き回れるような店づくりに切り替えていきます。
その内容は今までは小型犬ならお預かりから2時間後位に仕上がってお迎えに来て頂いていましたが、これをさらに1時間ぐらい伸ばして1手順1手順休憩を挟みながら総合時間は短いと言うトリミングです。
全てを通してトリミングをすれば犬に絶対的な負担はかかります。
ならば、お預かりした状態で少し時間を置いてその後に、
爪切り・耳掃除・もつれ取り位でいったん休憩を挟んで
シャンプーとブローでまた休憩を挟んで
最後にカットをするという手順に変える方がワンちゃんへの負担は全然違ってきます。
預かる場所も今はある程度のゲージに入ってますが、これを家と同じぐらいのゲージに変更して自由に動き回れる大きさに変更すれば、ここでもストレスの軽減になると思います。
さらにトリミング後のワンちゃんは店内を自由に動き回れるようにマナーベルトを付けますがゲージに入れずに店内を自由に動き回ってもいいようにしたいです。
こうする事によってワンちゃんへの負担を少しでも軽減していきながらワンちゃんと飼い主様にに喜ばれるトリミングになると思います、
当店のトリミングはワンちゃんが尻尾フリフリでやってきてトリミングが嫌ではなくくつろげるトリミングに変更です。
さらに4月で当店は20周年を迎えますので、
これを機に店名を変更いたします。
これまでは、
愛犬美容 ドリームドッグ でしたが
4月からは
ドッグ エステティック ドリームドッグ に変更します。
店名変更には訳が有って
お店をオープン当時は犬猫美容室とか付けている店舗が多かったので当店も愛犬美容とつけていましたが、お客様に犬の散髪お願いしますか、ここ数年は犬のカットお願いしますって言われますが散髪とかカットの意味は「髪を切って形を整えること。調髪。」なのですが、ワンちゃんのトリミング(グルーミング)とはワンちゃんの全身美容の事で有って散髪とかカットとは違ってきます。
ワンちゃんの爪切りは人間で言えばネイルアートの下処理の部分ですし、耳掃除なら人間の耳かき店ですし、ジャンプ―は人間で言えばアカスリに近いですし。こう考えていけば散髪とかカットだけで片付けられるのはどうかと思いますし、さらにオプションメニューの中にあるマイクロバブルとか泡パックとかって、ほとんどエステメニューになると思います。
なので店名変更の時にこれからのトリミングスタイルなども考えて考慮したのが、犬の保育園とか幼稚園かドッグ エステティックでした。
そこで内容等などを考えて、
犬の保育園型とか幼稚園型ならトリミングとしつけなど総合的な施設になって各分野の専門職が必要になってきますので当店では手が回らないと思います。
単純に保育園型とか幼稚園型とつけている店舗も有りますが人間の保育園、幼稚園などもそうですが集団生活・社会性・勉強・遊びなど全て高次元で学ばせてくれる場所の事ですのでトリミング専門で保育園型とか幼稚園型と言うことは私は出来ないと思いますので保育園とか幼稚園などと言う言葉を付けるのは無くなりました。
ドッグ エステティックなら今までのトリミングに通じる部分も多々あるし、いまから目指すトリミングに近いと思います。
私たちがエステとかネイルアートに行く時ってどんな状態になるのだろうとか、どんな細工が出来るのだろうとかワクワクとかウキウキしませんか?
この状態と同じ感覚をワンちゃんにも感じてもらって、さらに今から目指すトリミングスタイルは1つ1つの手順すべてにおいてワンちゃんが嫌がらないように、喜んでくれるように高次元に持ち上げて提供するスタイルに変更なので、それを考慮して
店名をドッグ エステティック ドリームドッグ に変更いたします。
さらにこの後ワンちゃんの数が少なくなっても20年以上お店を続けて行けて、今いるお客様のワンちゃんが老犬になっても続けていけるような店作りのためにトリミング料金の大幅な見直しを致します。
最初にシャンプーとそれに付属する爪切りとか耳掃除とか顔のカット等の細かい見直しを3月末ぐらいまでに実施
次に昭和時代からの甘え続けて大幅な値上げをしなかった料金設定を新年号と同時にトリミングの基本料金と料金変動の割合の大幅な見直し
10月の消費税増税時には料金を据え置ける様に新元号までの料金見直しを頑張ります。
3月末ぐらいまでのシャンプー&カット関係の原案
現在の基本シャンプー内容
シャンプー
リンス
ブロー
爪切り
耳掃除
肛門腺絞り
足裏バリカン
足回りカット(足元バリカン)
顔カット
(オゾンペットシャワーとナノバブルシャワー付き)
新しいシャンプー内容
シャンプー
リンス
ブロー
爪切り
耳掃除
肛門腺絞り
足裏バリカン
足回りカット(足元バリカンはオプション)
目の周りカット(顔全体のカットはオプション)
(オゾンペットシャワーとナノバブルシャワー付き)
現在の基本カット内容
シャンプー
リンス
ブロー
爪切り
耳掃除
肛門腺絞り
足裏バリカン
足回りカット(足元バリカン)
顔カット
全身カット
(オゾンペットシャワーとナノバブルシャワー付き)
新しいカット内容
シャンプー
リンス
ブロー
爪切り
耳掃除
肛門腺絞り
足裏バリカン
足回りカット(足元バリカンはオプション)
顔カット
全身カット
(オゾンペットシャワーとナノバブルシャワー付き)
多分、この原案通りで実施すると思います。
新元号からの料金設定予定
トリミング業界は昭和の時代からトリミング料金は殆ど変わらず推移しています。
このため経営努力ではどうにも出来ない状態までトリミング業界全体が追いやられてます。
当店もその煽りを受けてますので、その流れを断ち切り、私がしたい本当のトリミングのために現在のトリミング適正料金まで一気に値上げいたします。
これに伴い今まで友達価格とか当店が繁殖した子犬たちの特別料金とか昔からのお客さまで多頭飼いのお客様の割引料金も全て排除して新料金に統一させて頂きます。
現在のシャンプー基本料金
チワワ(スムース)¥1730
チワワ(ロング)¥2380
M・ダックス(スムース)¥1730
M・ダックス(ロング)¥3570
マルチーズ¥3570
シーズー¥3570
トイプードル¥4760
ヨークシャテリア¥3570
M・シュナウザー¥4760
柴犬¥5940
新シャンプー基本料金
チワワ(スムース)¥2200~(3kg以上追加料金)
チワワ(ロング)¥3600~(3kg以上追加料金)
M・ダックス(スムース)¥2600~(6kg以上追加料金)
M・ダックス(ロング)¥4600~(6kg以上追加料金)
マルチーズ¥4600~(3kg以上追加料金)
シーズー¥4800~(7kg以上追加料金)
トイプードル¥5600~(4kg以上追加料金)*1
ヨークシャーテリア¥4400~(3kg以上追加料金)
M・シュナウザー¥5600~(8kg以上追加料金)
柴犬¥7000~
現在カット基本料金
シーズー¥5940
マルチーズ¥5940
ヨークシャーテリア¥5940
トイプードル¥7130
M・シュナウザー¥7130
M・ダックス(ロング)¥5940
ミックス犬は掛け合わせの近い犬種の料金
新カット基本料金
シーズー¥8600~(7k以上追加料金)
マルチーズ¥8400~(3kg以上追加料金)
ヨークシャーテリア¥8200~(3kg以上追加料金)
トイプードル¥9000~(4kg以上追加料金)*1
M・シュナウザー¥9000~(8kg以上追加料金)
M・ダックス(ロング)¥8600~(6kg以上追加料金)
ミックス犬¥時価(10分1000円で計算)
現在は犬種によって大きさ・毛量等は関係なく一律料金でしたが、新料金からは大きさ・毛量によって追加料金(最大2000円)が発生します。
*1.ティーカッププードルとかタイニープードルとかトイプードルに色々な名前がついてますが結局それはトイプードルです。なのでいくら小さくてもトイプードルの料金設定になります。参考資料JKC(ティーカッププードル、豆柴について)とプードル (JKC犬種標準)の中に乗ってない小ぶりのサイズは全てトイプードルサイズとします。
このトリミング料金は現時点でのトリミング方法で私のトリミングスピードによって算出されております。約10分1000円なので他店がトリミング適正価格に料金変更した時はこの値段以上になると思います。
自慢になりますが私のトリミングスピードはかなり速い部類に入ります。トリミング時間は当店のトリミングスタイル(インスタグラム)に掲載しています。
なのでトリミングスピードで適正料金を計算すれば平均的に全身カット2時間位なので12000円以上になると思います。
たた単に値上げだけではダメなので料金変動の割合も見直します。
料金変動割合
(1週間)7日以内 50%OFFで変更なし
(2週間)14日以内 30%OFFで変更なし
(3週間)21日以内 15%OFFから20%OFFに変更
(4週間)28日以内 5%OFFから10%OFFに変更
32日以内で料金はそのまま 変動なし
38日以内20%UPから(6週間)42日以内20%UPに変更
45日以内30%UPから(7週間)49日以内30%UPに変更
60日以内40%UPから(8週間)56日以内40%UPに変更
新設(9週間)63日以内50%UP
新設(10週間)70日以内60%UP
新設(11週間)77日以内70%UP
新設(12週間)84日以内80%UP
新設(13週間)91日以内90%UP
92日以上150%UP変更なし
この変動に15日から32日以内の店頭でトリミング後の次回予約の特典で現在は基本料金5%OFFを致しておりますが、これを8日から35日以内に拡大して店頭でトリミング後の次回予約の特典を変動料金割合にさらに10%offをプラスに変更
8~35日以内周期のお客様にこのトリミング後の次回予約を掛け合わしてもらえれば現時点での基本料金とさほど変わらない料金で提供できます。
36日以上の方も料金変動の割合も細かくして少し下げてますので今までの料金変動割合より少しは良くなってると思います。
さらに今まではカットならカットを続けてもらってましたが
カット→28日目カット(5%OFF)→28日目シャンプー(5%OFF)→28日目カットだったら56日で50%UPでしたが、
変更後からはカット→28日目シャンプー(10%OFF)→28日目カットでも10%OFFになるよう変更します。
例で現在のトイプードルのカット値段7130円を例えて説明
周期 | 現料金 | 新料金 | 新料金+トリミング後予約 |
7日以内 | 3565 | 4500 | 4500 |
14日以内 | 4991 | 6300 | 5400 |
21日以内 | 6060 | 7200 | 6300 |
28日以内 | 6773 | 8100 | 7200 |
32日以内 | 7130 | 9000 | 8100 |
オプション料金
小型犬
爪切り¥1000
耳掃除¥1000
足元バリカン¥1000
顔カット¥1600
中島かおるさんのレスキューセミナー&トリミングセミナー
株式会社ヤマノの創業50周年記念特別スペシャルセミナー Vol.17
2018年9月18日
「必要とされるレスキュー!本場アメリカに学ぶ」一般参加OK
2018年9月19日
「カットをカッコ良く魅せるテクニック!お客様を逃さないカリスマになる方法」専門職のみ
2018年9月20日
「犬に負担をかけずに手際よく安全にスピードある仕事の流し方!多頭カット実演」専門職のみ
このセミナーを3日間全て行ってきました
2018年9月18日
午後3時30分受付開始
午後4時~6時までレスキューセミナー
セミナー内容はアメリカ、サンティエゴのレスキューについて説明と、私たちプロから飼主への教育などでした。
レスキューセミナーで私がいつも思うのが子犬を買った時点からその子の幸福度は飼う人によって天国と地獄ほどの差があると思いますね。
ワンちゃんを
一生世話してるだけですか?(必要最低限の事しかしていない)
一緒に伴侶として生活していますか?
私がいつも子犬を買って初めて来店した人たちに言ってるのが、
「子犬の時からワンちゃんたちと一緒に色んな場所に出かけたりして、しっかり思いでを作って下さい!ワンちゃんの寿命は15年ぐらいですが一緒に走り回ったり長距離行動できるのはほんの数年です、それ以降はワンちゃんの体力が衰えてくるので一緒に走り回ったり長距離移動して遊びに行ったりは出来なくなります。」って説明しています。
犬を捨てる街は犬とのイベントが少ない!
確かに地元香川では犬と一緒に遊べるイベント関連が非常に少ないと思います。
私たち犬関連の仕事している人とか保護施設の方たちとかイベント関連の仕事をしている人たちが小まめに犬と一緒に参加できるイベントを主催すれば、幼児から大人まで集まるので、そこで幼児から動物に慣れ親しんでくれれば将来的に動物を飼えないのに無理して買う人とか物とか飾りなどと思って買う人が減れば殺処分数は減るはずです。あとはむやみに繁殖しないですね。
イベントを小まめに開催してその収益を保護団体に寄付すれば保護施設ももう少し安定的に経営出来ると思います。
保護施設も寄付金に頼るだけではなく小まめにイベントを開催してその収益で経営していくなど努力も必要
アメリカでは犬とのイベントは笑ってしまうものから大掛かりなものまで有るそうです。
例えば
サーファードッグで海でイベント!内容はただ単にサーファーボードの上に犬を置いて写真を撮ってその周りでバーベキューをしてるだけとか
犬と一緒にピザを食べよう!内容は日本で言うドッグカフェみたいな所で犬と一緒にピザを食べてるだけとか
ドッグウォーキング!内容はただ単に公園で一緒に歩いてるだけ
ドッグウォーキングが一番大盛況なんだって
ね、イベントの内容は単純なのが多いけど小まめにイベントを開催してワンちゃんと一緒に飼い主が楽しめるイベントが大量にありますよね、これで保護施設は収益上げて経営しています
後は保護施設の方はamazonの欲しい物リストに何が何個欲しいか登録してその商品を寄付で受け取った方が寄付もしやすいとの話でした。(確かに現金より何に使われるか分かってるから寄付もしやすいですよね。)
2018年9月19日
「カットをカッコ良く魅せるテクニック!お客様を逃さないカリスマになる方法」
19日のモデル犬はビションフリーゼ
モコモコのビションがふわふわになるまでの一連のグルーミングからトリミングまでの工程を見せてくれました
モコモコのビションです
この状態でブラッシングが終わってます
ここから中島かおるさんが使ってるシャンプーの機材と
シャンプーについての手順とシャンプーの考え方(昔ならシャンプーする時の水温は38℃位と言われてますが、今はもっと低くて良く皮膚にトラブルを持ってる子は水に近い温度でもよい)など
トリミングの安全性のために何をしてるか(アームの根元にガムテープを巻くとか)
トリミングでお客さまからお預かりする時の対応とかミスした時のお客様へ伝え方など
楽しく分かりやすく説明されてました。
なるほどと納得したのが、ワンちゃんを預かる時間はある程度の時間を預かってるのですがトリミング時間は休憩はさみながら短時間で仕上げて負担を極力減らしているトリミング方法ですね。そのために部屋の温度とかファンの当て方とか道具の場所なども徹底していましたけどね。
その後、昼からの休憩をはさんでビションフリーゼのカットの仕上げを見せてもらいました。
実際ここまでのトリミング時間は余り掛からずに終わってます。
仕上がりの写真が
この仕上がり後に、新たな気づきと勉強材料を与えて下さる話をされてました。この話は最終日にも出てくるので下で書きます。
2018年9月20日
「犬に負担をかけずに手際よく安全にスピードある仕事の流し方!多頭カット実演」
20日のモデル犬は
トイ・プードル3匹
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
スムースコート・チワワ
計5匹
この5匹のワンちゃんたちをセミナーで教えながらチワワはシャンプー、キャバリアもシャンプー、プードル1匹はシャンプー、1匹は体バリカンカット、1匹は全身鋏のスタイルカットで合計6時間で仕上げてます。
実際に中島かおるさんが犬を触ってた時間はもっと少なくて3~4時間位なのかと思います。
このセミナーで3~4時間位ということは自分のお店に行けばもっと早く終わると言うことです。
ただそのためには自分のトリミングスタイルを崩さないことで、中島かおるさんは自分のテーブルの周りに鏡を置いて座ってても反対側のスタイルを見れるようにするのと自分の手の届く範囲に全ての道具を置いてるのとか、バリカンなども数本用意して最初からバリカンの刃をセットして置くとか徹底して時間短縮に努めてました。
シャンプーもタイマーで測って何分以内とか至る所にスマホを置ける場所を作って自分のトリミングのしかたを動画に撮って後から余計なことをしてないか余計な癖はないかなど徹底して分析してるとの事でした。
カットもバリカンで終わらせるような所はバリカンである程度まではカットしてしまって最終的に鋏で仕上げると言う手順でした。
例えば体2cmのバリカンなら首周りは1,5cmのバリカンで首下は逆Vにバリカンを入れる、お尻回り、アンギュレーションは短めのバリカン、目の周りはバリカンで短く、鼻の下の毛は全て切る、顔の仕上げはよく切れるハサミ、スキバサミを使って痛がらないカットをするとか、お腹の下側は暗いので下側にライトを入れて照らして見やすくしてからカットするなど、徹底的に時間短縮に努めてました。
一番時間かかってたのが最後の全身鋏のスタイルカットのトイプードル
本当はこのワンちゃんもバリカン仕上げの予定だったらしいのですが、このワンちゃんの骨格が綺麗だったためスタイルカットになったそうです。
この後は前日にも言われてたことなのですが
ワンちゃんの問題行動に対しての考え方を言われてました。
ワンちゃんの極度の問題行動=人間の子供の自閉症に近いのではとの事です。
自閉症とは・・・
自閉症とは、先天的な原因から、
- 対人関係の特異性
- コミュニケーションの質的障害
- イマジネーションの質的障害
という3つに特徴があらわれることから診断される障害です。「自閉」という言葉からイメージされる「自らこころを閉ざしている病気」ではありません。また、育て方によって、後天的になるものでもありません。
人間の場合、自閉症は血液検査でも分かるみたいです。それに対してワンちゃんの場合もアメリカの獣医さんは血液検査で分かると断言している人も居るみたいです。
こう言う事を頭に入れてワンちゃんの問題行動を見てみたら確かに類似している場合も有ります。
なのでワンちゃんの極度の問題行動の対応策を自閉症の対応策に求めてみれば解決できる部分も有るかもしれません。
この部分は新た発見なので少し勉強してみる価値はあると思います。これによって問題の有るワンちゃんが少しでも負担なくトリミングが出来るようになればトリミングの幅がもっと広がるはず。
中島かおるさんはこの問題にかなり前から取り組んでいて自閉症の勉強と一緒に小児歯科の上手な先生の所に勉強に行って子供の扱いを勉強されたそうです。
私も自分の子供をいま小児歯科に連れて行ってるので、その時の医者とか看護婦さんの子供の扱い方などを見て応用出来そうなものは応用したいと思います。
追記
UPして次の日に中島かおるさんの目に止まってシェアしてくれることになりました。中島かおるさん有難うございます。