愛犬のしつけ その4 お座り&伏せ

子犬が「カム(おいで)」というコマンドに良く従うようになったら、次に「シット(座れ)」と「レイ・ダウン(伏せ)」を教えましょう。

この練習をする時にはコントロールしやすいように、子犬にはリードを着けてください。

この課題は上手に教えさえすれば、子犬は最初から一連の連続した動作としてこのコマンドを実行できるようになるでしょう。

「シット(座れ)」のコマンド

1.子犬と対面して立ち、右手にフード、左手にリードを持ったまま後ろに下がります。

そして子犬に「カム(おいで)」とコマンドすると同時にフードを見せます。

大切なのは落ち着いて行うことで、この練習の間、子犬を興奮させないようにしてください。

 

2.子犬があなたの元に来たら、右手をゆっくりと上げていき、子犬の頭の上に持ってきます。

こうすると子犬はフードに視線を保つために自然と座るはずです。

そして子犬が後脚を折り始めたのを認めた時に「シット(座れ)」のコマンドを与えます。

 

3.対面だけではなく、脚側でも「シット(座れ)」のコマンドが実行されるように練習を進めます。

初めのうちは上手にできるたびに言葉で褒めながら褒美のフードを与えます。

徐々に褒美のフードを減らしていき、最終的には言葉だけで充分となるでしょう。

 

「ダウン(伏せ)のコマンド」

1.子犬に座った姿勢をとらせておき、子犬の右側にひざまずいて左手でカラーを掴みます。

右手にご褒美のフードを持って、子犬の鼻先に差し出して、ゆっくりと下の方に動かしていきます。

 

2.子犬の鼻がフードに付いていったら、子犬の体の前の方へ動かしていきます。

そして子犬が伏せようとした瞬間に「ダウン(伏せ)」のコマンドを与えます。

 

3.子犬が寝そべるまでフードを前方へと動かしていきます。

そしてフードを与えながら、褒めてあげます。

子犬が言葉だけで実行できるようになるまで何度も練習してください。

 

問題解決

座るのを拒む もし子犬にご褒美のフードが効かず座らないようなら、膝をついて右手でカラーを掴み、左手の下に犬の後脚をたたみ込みますそしてその動作にあわせて(シット(座れ)」のコマンドを出し、その後子犬を褒めながらご褒美を与えます。

伏せるのを拒む

左側に子犬を座らせてひざまずきます。

右の手の平を子犬の右前脚のしたにあてがい、いつたんチンチンのような姿勢に持ち上げます。

そこから子犬の前肢を下ろしていき、伏せの姿勢をとらせ、褒めながらご褒美を与えます。

伏せているのを拒む

練習が終わらない内に立ち上がってしまおうとする子犬の場合は、子犬が少し萎れる程度に優しくプレッシャーをかけてやります。

そして数秒後、「OK」と言って子犬を解放してください。

しつけについて

このページを見ているあなたは愛犬のしつけについて勉強熱心な方だと思います。

愛犬のしつけ方は色々有りますが、書いてるしつけ方法は当HPが設立からあるしつけ方法ですので、過去のしつけ方法と言えます。

私がセミナーに行ってトレーナーの先生に質問をするたびに、年々しつけ方法が変わって来てますのであなたも新しいしつけ方法を勉強して下さいね。

ただし、習うなら雑誌ではなく直接、信頼のおけるトレーナーに聞くのが愛犬の問題解決に一番いいと思います。

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