愛犬の選び方

まず最初に貴方の愛犬は、幸せですか?

まず、先のことを考えずに犬を選ぶと悲惨な結果になります。

愛犬との,よりよい関係を築くには最初に正しい選択をすることです。

犬の飼い主になる前に、家族全員が快く新しいペットの世話が出来るかどうかを確かめておく必要がある。  

食事を与える・一緒に遊ぶ・運動させる・訓練する・グルーミング(手入れ)をするなど、犬という動物に欠かせないことは数多く、しかもそういう時間がとれないなら、ペットとしては、もっと小型の動物の方がいいだろう。

また犬に対するアレルギー体質の方が家族にいないことも確かめておかねばならない。

当初はあまり考えてなかったアレルギーが原因で、手放される犬の数はあまりにも多いのである。

犬お飼うための家計えの負担も考えておく必要がある。  

食事・リード(引き綱)・オモチャ・獣医への支払いなどの経費がかかる。

また壊された家具の買い換えはもちろん 犬種によつては垣を作ったり、散歩をさせてもらう人を雇ったりという費用も必要になってくる。

(例) 

小型犬 プードル(約3㎏)の場合

食事 ドックフードを月に1㎏食べて、フードが1㎏ 1000円として

    1000×12=12000

獣医 混合ワクチンが約10000円 フィラリアの投与薬が月1000円を半年     

    狂犬病が年4000円として     

    (1000×6)+10000+4000=20000

美容 月に1回、全身カットして約6000円(香川県では)を12回

    6000×12=72000

合計 12000+20000+72000=104000

    104000+(オモチャ代×?)+(トイレシーツ代×?)+(おやつ代×?)

    ぐらい年間、家計えの負担がかかります。     

    体重が増え、大型犬になればなるほど負担額も増えます。

犬には、1匹ずつ個性があるが、種類ごとにも特有の外観と習性が見られる。  

たとえば狩猟犬(レトリバー)はもともと長時間の猟場での犬なので、大量の運動が必要である。

したがって、集合住宅で暮らす人にレトリバーが最適だとは言いにくい。

もし住まいが郊外で、フェンスで囲った広い場所があるなのなら、レトリバーはうってつけで、マンションの住人には、非猟犬(グレート・デーン、ニュー・ファンドランド)のような大型犬は、体が大きいが、性格としておとなしく、運動もほとんど必要ない。  

小型愛玩犬なら、必要な運動の大半は、マンションのホールでこと足りる。

ただし、中には騒がしい種類もいるので要必要だ。  

毛の長さも、種類お決める際に考えるべきことだ。

たとえばチャウチュウやケースホンドのような見事なふさふさの被毛の持ち主は、その美しさを保つためには相当な手入れが必要となる。

ラブラドール、ダルメシアンなど短毛の種類は、手入れはさほど必要ないが、年中抜け毛の傾向にある。

ビション・フリーゼ、プードルなどの抜け毛のない犬種は定期的に刈り込むが、専門家に頼めばそのぶん費用がかさむことになる。  

犬がこれから暮らす土地の気候も考えておく。

ハスキーやサモエドといった北極圏の犬は、分厚い被毛を持つため高温多湿の気候は好まない。

逆にグレーハウンドは、寒冷地では体が冷え込んでしまう。

気候条件が極端に厳しい地域では、それに適応しやすい被毛を持った種類を選ばなければならない。  

オス、メスの性別も考慮しておく。  

一般的にオスの方が問題を起こすことが多く、攻撃的である。

オス、メスのどちらも人間にとってすばらしい友人になりうるが、子供のいる家庭で初めて犬を飼う場合には、まずメス犬を飼うほうがいいかもしれない。

番犬としてもどちらも同じ程度に役立つ。

忘れてならないのが雑種犬で、彼らは最高のペットになりることが多い。

遺伝的に近い犬同士の繁殖では、股関節形成不全や、攻撃的になるといった行動上の問題などを生じることがある。

そうした遺伝的な病気をさける意味で、雑種をもらい受けるというのも、賢い選択だといえる。

雑種犬の場合、確かに成長後の姿や行動を予測するのは、容易ではないが、たいていは愛らしく成長し、また飼い主を求めている犬も多い。

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