愛犬のしつけ その15 タッチ(お手)の学習

犬にパウ(足先)を使うことをトレーニングすることは犬を器用にすること他なりません。

ある犬は他のことよりも巧みにやるでしょう。

そしてこれは犬 が自分の意志を伝える方法でもあるのです。

また前脚を上げるという動作は、目上の者に従うといった意味合いのジェスチャーでもあり、同時にこれは「シェキ ング・ハンズ(お手)」という価値あるゲームの基礎となります。

ですからこの練習を行うことは、群れのリーダーとしてのあなたの権威を示すこと出もあるの です。

タッチのしつけ手順

1.犬をあなたの左側に置いて座るようにコマンドして下さい。膝をついて座り、左手で犬のカラーを掴んで、右手の中に持ったフードを犬に見せます。

2.右手を床へと下げて行き、犬の前脚のすぐ前へと持って行きます。犬が伏せてしまわないようにカラーを掴んでいて下さい。

3.犬のパウ(足先)にごちそうを差し出します。犬がパウを持ち上げたら、フードを硬く握りしめた手をその下へと滑り込ませ、少し床から持ち上げて下さい。カラーは持ったままで制止を続けます。

4.あなたの手の平に犬のパウを乗せたまま上に持ち上げ、「パウ(お手)」とコマンドします。そしてご褒美のフードを与えて下さい。フードなしでも「パウ(お手)」の言葉に従うように繰り返し練習しましょう。

5.犬が言葉のコマンドだけであなたの手の平にパウを確実に乗せるようになったら、次に小さなベニヤ板の陰でご褒美のフードを持っているのを犬に見せます。

6.「パウ(お手)」とコマンドし、犬がベニヤ板にタッチしたらフードを与えて褒めてあげてください。

これはいろいろなタッチ・ゲームの基礎となる練習です。

タッチ・ゲーム

犬がコマンドに対してパウをどう使えば良いのかを学んだら、これを応用してドアを開けたり、知的な楽しいゲームを教えたりすることが出来ます。

過度のお手

もし犬がしつこくお手をしてあなたの注意を引こうとするようならば、はっきりと「ノー(いけない)」と言い、伏せるようにコマンドします。

しかしこういった行動は犬が精神的および肉体的楽しみを欲していると、あなたに知らせていることを理解したあげてください。

しつけについて

このページを見ているあなたは愛犬のしつけについて勉強熱心な方だと思います。

愛犬のしつけ方は色々有りますが、書いてるしつけ方法は当HPが設立からあるしつけ方法ですので、過去のしつけ方法と言えます。

私がセミナーに行ってトレーナーの先生に質問をするたびに、年々しつけ方法が変わって来てますのであなたも新しいしつけ方法を勉強して下さいね。

ただし、習うなら雑誌ではなく直接、信頼のおけるトレーナーに聞くのが愛犬の問題解決に一番いいと思います。

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