愛犬のしつけ その13 伏せ(レイ・ダウン)の延長

あなたのコマンドで長い時間レイ・ダウン(伏せ)していられるようにトレーニング出来た結果は、あなたにとっても、またあなたのペットにとっても満足すべきものになるでしょう。

あなたがレイ・ダウン(伏せ)しているように言えば、犬は20分後でも同じ姿勢でいるはずだと確信できれば、あなたは自分の犬を買い物にも仕事場にも連れていけるようになるでしょう。

このトレーニングは辛抱強い練習が必要ですが、時間をかけて結果として信頼に足りるコンパニオン・ドッグがもたらされるのです。

レイ・ダウン(伏せ)の延長

 

1.犬をあなたの椅子の傍らに位置させ、「ダウン・ステイ(伏せて待て)」のコマンドをかけてください。リードを弛ませて持ちます。

2.犬が動き出したら、カラーを掴んで優しく元に位置に引き戻します。「ノー(いけない)」と言い、再び「ダウン・ステイ(伏せて待て)」をコマンドします。

3.数分経って、犬が再びダウンの姿勢から起き上がろうとしたら、すぐに制止してください。犬が起き上がろうとしたら「ノー(いけない)」と言い、ダウンの姿勢に戻しながら、「ダウン・ステイ(伏せて待て)」をコマンドします。

4.しばらくすると、犬はもっと楽な横たわる姿勢をとるでしょう。犬にとって”スフィンクス”の姿勢は起き上がりやすい姿勢なので、横たわったということは犬があなたのコマンドに完全に従い、ダウンを延長しているということです。

5.20分経っても犬は完全にリラックスした姿勢のままでいるはずです。犬が完全にこの行動がとれるようになるまで、何度も練習を繰り返し、そして徐々に時間を延ばすようにしていってください。

重要なレッスン

ボス的な犬 ダウンの時間を延長するトレーニングを行っている間、犬にあなたがコントロールしているのだと言い聞かせ続け、同時に大人しくしていることも併せて教えてください。

もしあなたが気の強い犬を飼っているのなら、あなたの権威を徹底させるためにも1日に1回はこの練習を行うと良いでしょう。

その他の有用性

この練習は犬に子犬を恐れたり、フードを盗み食いしたり、人に飛びついたりさせない非常に有効な方法でもあります。

こういったタイプのトレーニングは確かにフラストレーションが蓄積し、時間のかかるものですが、最終的には素晴らしいコンパニオン・ドッグを生み出すことになるのです。

しつけについて

このページを見ているあなたは愛犬のしつけについて勉強熱心な方だと思います。

愛犬のしつけ方は色々有りますが、書いてるしつけ方法は当HPが設立からあるしつけ方法ですので、過去のしつけ方法と言えます。

私がセミナーに行ってトレーナーの先生に質問をするたびに、年々しつけ方法が変わって来てますのであなたも新しいしつけ方法を勉強して下さいね。

ただし、習うなら雑誌ではなく直接、信頼のおけるトレーナーに聞くのが愛犬の問題解決に一番いいと思います。

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