愛犬のしつけ その9 座って待つ

飼い主の基本である「シット(座れ)」と「ステイ(待て)」のコマンドは屋外で活動する際のコントロール上も非常に有効なしつけです。

最初は例え ば廊下のような静かな室内で、1回につき15分を限度としてトレーニングします。

あなたの犬が言葉によるコマンドに確実に従うことを学んだら、シンプルな ハンド・シグナルを使ってみましょう。

座って待つ

.あなたの左側に犬をつけ、短くしたリードをウエストの高さで左手に持ちます。ご褒美のフードを右手に持ち、犬が座る前にフードに集中するようにして、「シット(座れ)」とコマンドします。

.リードが軽く張ったままになるよう注意しながら、右足を1歩前に出し、この時に「ステイ(待て)」とコマンドします。

.犬とのアイ・コンタクトに注意しながら、左足を右足の位置まで進めます。

.リードに軽く力を加えたまま犬の頭上に保持し、犬と向き合うように体を回します。ご褒美のフード犬の頭上に高く持って、集中力を失わせないようにしてください。

.ステイ(待て)していることを褒めてあげましょう。そしてリードを犬の頭上で持ったまま、ゆっくりと犬の周囲を歩きます。犬を混乱させないように、何回か「ステイ(待て)」のコマンドを繰り返すと良いでしょう。

.何回か練習すれば、犬はリードを着けたまま座って待つことができるでしょう。次にリードを下に置き、同じように今度は5歩前に進んでみます。犬が上手にできたら、忘れずに常に褒めてあげましょう。

.犬がリードを置いても座って待つことができた時は、ご褒美をあげてください。あなたのコマンドを犬が実行している間に褒めてあげることが重要です。犬が動き終わってしまってからではいけません。

.犬にご褒美をあげたら「OK」と言いながら両腕を広げて、トレーニングの緊張から解放してあげましょう。

犬が動いてしまったら

あなたは犬にとっては全く新しい言葉を教えている訳です。

ですから、犬があなたのコマンドを直ちに理解するなんて期待をしてはいけません。

もし犬が動い てしまう、あるいは褒美のフードに付いて来てしまって、座って待つことができないようならば、左手でカラーを掴んで犬を固定し、右手で後脚を折り込むよう にして腰を下ろさせてください。

しつけについて

このページを見ているあなたは愛犬のしつけについて勉強熱心な方だと思います。

愛犬のしつけ方は色々有りますが、書いてるしつけ方法は当HPが設立からあるしつけ方法ですので、過去のしつけ方法と言えます。

私がセミナーに行ってトレーナーの先生に質問をするたびに、年々しつけ方法が変わって来てますのであなたも新しいしつけ方法を勉強して下さいね。

ただし、習うなら雑誌ではなく直接、信頼のおけるトレーナーに聞くのが愛犬の問題解決に一番いいと思います。

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